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彼処
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そこ
ふりがな文庫
“
彼処
(
そこ
)” の例文
旧字:
彼處
黎明は突如として
捲
(
ま
)
き起これる
妖雲
(
よううん
)
によって、
暫
(
しばら
)
くは閉ざされようとも、吾々の前途の希望は依然として
彼処
(
そこ
)
に係っている。
二・二六事件に就て
(新字新仮名)
/
河合栄治郎
(著)
彼処
(
そこ
)
でもない
此処
(
ここ
)
でもないと勝手次第に
宜
(
よ
)
さそうな
地所
(
じしょ
)
を見立てゝ、いよ/\芝の
三田
(
みた
)
にある
島原
(
しまばら
)
藩の中屋敷が
高燥
(
こうそう
)
の地で
海浜
(
かいひん
)
の眺望も良し、塾には適当だと衆論一決はしたれども
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
彼処
(
そこ
)
で娘のふさ子さんが生れた。
北村透谷の短き一生
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
彼
常用漢字
中学
部首:⼻
8画
処
常用漢字
小6
部首:⼏
5画
“彼処”で始まる語句
彼処此処
彼処等
彼処辺
彼処比処