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彷徨
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さまよう
ふりがな文庫
“
彷徨
(
さまよう
)” の例文
見て世の中に
能物
(
よきもの
)
は
醫者
(
いしや
)
なり何程の
療治
(
れうぢ
)
は
出來
(
でき
)
ずとも流行出せば
斯
(
かく
)
の如し我も故郷は勘當され此江戸へ來りて
所々
(
しよ/\
)
方々
(
はう/″\
)
と
彷徨
(
さまよう
)
ばかりにて未だ何の
仕出
(
しいだ
)
したる事もなく
此
(
これ
)
ぞと云
身過
(
みすぎ
)
の思ひ付もなき
機
(
をり
)
なれば此上は
何卒
(
なにとぞ
)
して我も
醫師
(
いしや
)
となり
長棒
(
ながぼう
)
の
駕籠
(
かご
)
にて往來なし一身の
出世
(
しゆつせ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
“彷徨”の意味
《名詞》
彷徨(ほうこう)
さまよい歩くこと。うろつくこと。
(出典:Wiktionary)
彷
漢検1級
部首:⼻
7画
徨
漢検1級
部首:⼻
12画
“彷徨”で始まる語句
彷徨彳亍