“彦徳”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひよつとこ75.0%
ひょっとこ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
へそで煙草を吸はせて、お尻に彦徳ひよつとこの面を冠せて、逆立ちになつてかつぽれを踊つて、婆ア藝者のお粂とけんを打つて、ヘトヘトに疲れると、お燗番かんばんの周助にねだつて
八五郎はそれつ切り顏を見せず、彦徳ひよつとこの源太に呼出される前、一應の注意をして置くべきであつたと思ひましたが、その運びもつかぬうちに、夜は次第に深くなります。
その矢の根五郎吉が命にかけて隠しおおせた二千両の金を、弟分の彦徳ひょっとこの源太が、五郎吉を縛った俺やお前にくれるというのは可怪おかしいじゃないか
「あっしもすぐそう思いましたよ。あの彦徳ひょっとこの源太の野郎が、可哀想に十三や十四の若様を誘い出したんじゃあるまいかと、大滝も鼠坂も見ましたが、影も形もねえ」