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彦徳
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ひよつとこ
ふりがな文庫
“
彦徳
(
ひよつとこ
)” の例文
お
臍
(
へそ
)
で煙草を吸はせて、お尻に
彦徳
(
ひよつとこ
)
の面を冠せて、逆立ちになつてかつぽれを踊つて、婆ア藝者のお粂と
拳
(
けん
)
を打つて、ヘトヘトに疲れると、お
燗番
(
かんばん
)
の周助にねだつて
銭形平次捕物控:201 凉み船
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
八五郎はそれつ切り顏を見せず、
彦徳
(
ひよつとこ
)
の源太に呼出される前、一應の注意をして置くべきであつたと思ひましたが、その運びもつかぬうちに、夜は次第に深くなります。
銭形平次捕物控:148 彦徳の面
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「あつしも直ぐさう思ひましたよ。あの
彦徳
(
ひよつとこ
)
の源太の野郎が、可哀さうに十三や十四の若樣を
誘
(
さそ
)
ひ出したんぢやあるまいかと、大瀧も鼠坂も見ましたが、影も形もねえ」
銭形平次捕物控:148 彦徳の面
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
御用金の二千兩はお鳥の部屋の中から發見され、お鳥は
彦徳
(
ひよつとこ
)
の源太の姿のまゝ繩に打たれました。
銭形平次捕物控:148 彦徳の面
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
顏はまさに繪に描いた
彦徳
(
ひよつとこ
)
そのまゝ——素顏はそんな變な男ぢやありませんが——と八五郎の辯解がなかつたら、鼻の下に
青黛
(
せいたい
)
を塗つて、豆絞りの手拭を冠つたこの男の顏を
銭形平次捕物控:210 飛ぶ女
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
彦
漢検準1級
部首:⼺
9画
徳
常用漢字
小4
部首:⼻
14画
“彦”で始まる語句
彦根
彦
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彦火火出見尊
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