形骸むくろ)” の例文
栗色の駿馬しゅんめに乗り、大斧をふりかぶって、郭汜かくしの人数を蹴ちらして来た。それに当る者は、ほとんど血煙と化して、満足な形骸むくろも止めなかった。
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)