トップ
>
形見分
>
かたみわけ
ふりがな文庫
“
形見分
(
かたみわけ
)” の例文
アヽ私もね
茲
(
こゝ
)
にいる気はさら/\無いから、
形見分
(
かたみわけ
)
のお金も有るのだけれども、四十九日まで待ってはいられないから、少しは私の
貯
(
たくわ
)
えも有るから、それを
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
私は
形見分
(
かたみわけ
)
の事も遺言状に書かして置いたし、お前の事も書かしてね、
其処
(
そこ
)
は旨く行って居るけれども、旦那が
癒
(
なお
)
ればまだ五十五だもの、
其様
(
そんな
)
にお爺さんでもないから
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
其の
書置
(
かきおき
)
に、私は老年の病気だから
明日
(
あす
)
が日も知れん、
若
(
も
)
し私が
亡
(
な
)
い
後
(
のち
)
は家督相続は惣二郎、又弟惣吉は相当の処へ惣二郎の
眼識
(
めがね
)
を以て養子に遣って呉れ、
形見分
(
かたみわけ
)
は是々
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
形
常用漢字
小2
部首:⼺
7画
見
常用漢字
小1
部首:⾒
7画
分
常用漢字
小2
部首:⼑
4画
“形見”で始まる語句
形見
形見筐
形見跡曾来師