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当篏
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あては
ふりがな文庫
“
当篏
(
あては
)” の例文
然るに、近頃英文学思想の漸く入りてより、この人生といふ一字を、彼の語なるライフに
当篏
(
あては
)
めて用ふる事多くなれり。
人生の意義
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
自
(
おのずか
)
ら興味を惹かれる時、既に昔に起っている事実を持ち来って、現代のその事件に
当篏
(
あては
)
めようとする所に、歴史小説の面白さがあるのだと云えよう。
大衆文芸作法
(新字新仮名)
/
直木三十五
(著)
徳川氏は封建制度を完成したり、その「完成」とは即ち
悉皆
(
しつかい
)
日本社会に
当篏
(
あては
)
めたるものにして、再言すれば日本種族の精神が其制度に於て「満足」を見出すほどに完備したるなり。
明治文学管見:(日本文学史骨)
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
当
常用漢字
小2
部首:⼹
6画
篏
部首:⽵
15画
“当”で始まる語句
当
当然
当惑
当時
当前
当座
当家
当身
当麻
当嵌