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たまぐすり
ふりがな文庫
“
弾薬
(
たまぐすり
)” の例文
旧字:
彈藥
「……だろうな、大きな声ではいえねえが、徳川様だって、南蛮船から銃や
弾薬
(
たまぐすり
)
をしこたま買いこんでいるというし」
宮本武蔵:04 火の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「雀ぐらいを撃つ
弾薬
(
たまぐすり
)
ならば幾らもいる筈はない。おまえは何で二、三十
斤
(
きん
)
の火薬を買ったのだ」
中国怪奇小説集:17 閲微草堂筆記(清)
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
いつこのお城に孤立してお
籠
(
こも
)
りなされようとも、
弾薬
(
たまぐすり
)
や
鏃
(
やじり
)
も戦うほどは
匿
(
かく
)
してもありまするぞ……ゆめ、お心ぼそく
思
(
おぼ
)
し
召
(
め
)
されな。大志をお失いなされますなよ
新書太閤記:02 第二分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
口入れ親方の運平の手から、町名主や五人組の
請判
(
うけはん
)
付きで、身ひとつで御城内にはいるのさえ並たいていな厳しさではないのに、どうして外部から鉄砲や
弾薬
(
たまぐすり
)
などを持ちこむことができるのか。
宮本武蔵:07 二天の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“弾薬”の意味
《名詞》
弾丸と火薬、発射薬。
(出典:Wiktionary)
“弾薬”の解説
弾薬(だんやく)は、銃や砲などの火器を撃つときに必要な弾丸と火薬を組み合わせた物。近代の銃では一体化され、実包と呼ばれる。武器使用のために部隊に補給すべき消耗品全般を指す事もある。
(出典:Wikipedia)
弾
常用漢字
中学
部首:⼸
12画
薬
常用漢字
小3
部首:⾋
16画
“弾薬”で始まる語句
弾薬盒
弾薬莢
弾薬函
弾薬嚢
弾薬塔
弾薬庫