“弾薬”のいろいろな読み方と例文
旧字:彈藥
読み方割合
たまぐすり80.0%
だんやく20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「……だろうな、大きな声ではいえねえが、徳川様だって、南蛮船から銃や弾薬たまぐすりをしこたま買いこんでいるというし」
宮本武蔵:04 火の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「雀ぐらいを撃つ弾薬たまぐすりならば幾らもいる筈はない。おまえは何で二、三十きんの火薬を買ったのだ」
川のほとりに繁茂はんもするぶなの木の枝と枝のあいだに、長い木材をわたして屋根の骨をつくり、それにテントを張り、そこに火器かき弾薬だんやくその他いっさいの食料を運んだ。
少年連盟 (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)