“弾帯（おび）” の例文

浅葱天鵞絨（びろうど）の鳥打帽子を被って、卵色薄羅紗（うすらしゃ）の猟装束（りょうふく）を着て、弾帯（おび）をきりりとしめて、薄皮の行膝（はばき）をはめて、胡坐（あぐら）をかきながら、パイプを軽くつまんでマニラを吹いて居る。

漁師の娘 (新字新仮名) ／ 徳冨蘆花(著)

“弾帯”の意味

《名詞》

弾丸に旋回運動を与えるために弾丸に付けた帯。

機関銃の弾丸を帯状に連結したもの。

弾丸を収納し、肩や腰に着用するベルト。
(出典:Wiktionary)

“弾帯”の解説

弾帯（だんたい）は、以下の意味で用いられる。

機関銃の銃弾を連結した帯（Ammunition belt）。

銃弾を収納して身に着ける帯（Bandolierなど）。

銃弾や砲弾に自旋運動を行わせるために、弾丸に装着した帯（Driving band）。

イタヤガイ科（ホタテ貝などの）貝の蝶番部にある靭帯をと呼ぶ。
(出典:Wikipedia)

弾	常用漢字 中学 部首:⼸ 12画
帯	常用漢字 小４ 部首:⼱ 10画