“張梁”の読み方と例文
読み方割合
ちょうりょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
賊の総大将張角の弟で張宝ちょうほう張梁ちょうりょうのふたりは目下、潁川えいせん(河南省・許昌)のほうで暴威をふるっている。
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
先に戦没した賊将張宝の兄弟張梁ちょうりょうという者、天公将軍の名を称し、久しくこの曠野の陣後にあって、督軍しておりましたが、張宝すでに討たれぬと聞いて、にわかに大兵をひきまとめ
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
その部の内に、部将あり方兵ほうへいあり、そして張角の兄弟、張梁ちょうりょう、張宝のふたりを、天公将軍てんこうしょうぐん地公将軍ちこうしょうぐんとよばせて、最大の権威をにぎらせ、自身はその上に君臨して、大賢良師だいけんりょうし張角ちょうかくと、となえていた。
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)