“弟國”の読み方と例文
読み方割合
おとくに100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かれ其地そこに名づけて、懸木さがりきといひしを、今は相樂さがらかといふ。また弟國おとくにに到りし時に、遂にふかき淵に墮ちて、死にき。かれ其地そこに名づけて、墮國おちくにといひしを、今は弟國といふなり。
そこで其處の名を懸木さがりきと言いましたのを今は相樂さがらかと言うのです。また弟國おとくにに行きました時に遂にけわしい淵に墮ちて死にました。そこでその地の名を墮國おちくにと言いましたが、今では弟國おとくにと言うのです。