座所ざしょ)” の例文
と、鎧の胴締めを締め直して、座所ざしょへ移ると、そこの山芝のうえには、ひょうの毛皮をしき、陣中の調度の物なども置かれて、飽くまで彼のいるところには豪奢ごうしゃの光がつきまとっていた。
新書太閤記:02 第二分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「きょうも、お座所ざしょは、そちらでございましたか」
新書太閤記:04 第四分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)