床側とこふち)” の例文
読書に草臥くたびれ眠くなって来れば、机の上に突臥つっぷして眠るか、あるいは床の間の床側とこふちを枕にして眠るか、遂ぞ本当に蒲団を敷いて夜具を掛けて枕をして寝るなどゝ云うことは只の一度いちどもしたことがない。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)