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幾許
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ここだ
ふりがな文庫
“
幾許
(
ここだ
)” の例文
「
幾許
(
ここだ
)
」という副詞も注意すべきもので、集中、「
神柄
(
かむから
)
か
幾許
(
ここだ
)
尊き」(巻二・二二〇)「妹が
家
(
へ
)
に雪かも降ると見るまでに
幾許
(
ここだ
)
もまがふ梅の花かも」(巻五・八四四)
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
「
誰
(
た
)
が
苑
(
その
)
の梅の花かも久方の清き
月夜
(
つくよ
)
に
幾許
(
ここだ
)
散り来る」(巻十・二三二五)等の例がある。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
み
芳野
(
よしぬ
)
の
象山
(
きさやま
)
の
際
(
ま
)
の
木末
(
こぬれ
)
には
幾許
(
ここだ
)
も
騒
(
さわ
)
ぐ
鳥
(
とり
)
のこゑかも 〔巻六・九二四〕 山部赤人
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
“幾許”の意味
《形容動詞》
数、量、程度などの不明であること。それを表す漢語に同じ意味を有する副詞の和語を当てる。
(出典:Wiktionary)
幾
常用漢字
中学
部首:⼳
12画
許
常用漢字
小5
部首:⾔
11画
“幾許”で始まる語句
幾許人
幾許/\