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幸若舞
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こうわかまい
ふりがな文庫
“
幸若舞
(
こうわかまい
)” の例文
「犬千代が小鼓をいたせば、誰ぞ立って、
幸若舞
(
こうわかまい
)
なと、
田楽舞
(
でんがくまい
)
なと、一さし舞わしゃれ。木下どのは話せぬ男で、まだ舞はよう舞わぬそうな」
新書太閤記:02 第二分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
そうした事実を尚深く遡って考えると、能が出来る迄には雅楽、
幸若舞
(
こうわかまい
)
、田楽、何々舞、何々狂言なぞいう、能楽の前身とも云うべきものが非常に発達していたらしい。
能とは何か
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
出雲
(
いずも
)
の
巫女
(
みこ
)
が神社舞に世の
嗜好
(
しこう
)
と時粧を加味し、それに従来の猿若や
幸若舞
(
こうわかまい
)
を織りまぜておもしろおかしく仕組んで諸国を打って廻ったのが、はからずも各地で大受けをとり
新書太閤記:10 第十分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
信長の
幸若舞
(
こうわかまい
)
も有名だったが、あの真面目くさい徳川家康にしても、自然
居士
(
こじ
)
の
曲舞
(
くせまい
)
はおはこの芸であったし、その家臣の酒井忠次といえば、
蝦
(
えび
)
すくいの名人として、その珍なる踊りは
新書太閤記:08 第八分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“幸若舞”の解説
幸若舞(こうわかまい)は、語りを伴う曲舞の一種。室町時代に流行し、福岡県のみやま市瀬高町大江に伝わる重要無形民俗文化財(1976年指定)の民俗芸能として現存している。、七百年の伝統を持ち、大江天満神社にて毎年1月20日に奉納されている。
(出典:Wikipedia)
幸
常用漢字
小3
部首:⼲
8画
若
常用漢字
小6
部首:⾋
8画
舞
常用漢字
中学
部首:⾇
15画
“幸若”で始まる語句
幸若
幸若丸
幸若秀平
幸若観世太夫