平藻ひらも)” の例文
こべりから足を垂らすと、しばらくしてちくりと刺す物があるから、平藻ひらもとげだらうと見ると、小さな尾細をぼそである。足のまはりへ一寸か七八分位のがつて來て、ちよつと突つついてはちよつと放れる。
筑波ねのほとり (旧字旧仮名) / 横瀬夜雨(著)