“ひらも”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
平茂50.0%
平藻50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「一大事出来しゅったい平茂ひらも、御注進に。じつぁね、例の女の子、行火あんかがわりの、へへへ、めてやっていただきやしょう。見ただけで、ぶるるとくるようなやつが、殿様、みつかりやしたんで。」
元禄十三年 (新字新仮名) / 林不忘(著)
こべりから足を垂らすと、しばらくしてちくりと刺す物があるから、平藻ひらもとげだらうと見ると、小さな尾細をぼそである。足のまはりへ一寸か七八分位のがつて來て、ちよつと突つついてはちよつと放れる。
筑波ねのほとり (旧字旧仮名) / 横瀬夜雨(著)