“平脈”の読み方と例文
読み方割合
へいみゃく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
時計を出しては一日にみゃくを何遍となくけんして見る。何遍験しても平脈へいみゃくではない。早く打ち過ぎる。不規則に打ち過ぎる。どうしても尋常には打たない。たんくたびに眼を皿のようにしてながめる。
野分 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)