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平兵衛
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へいべえ
ふりがな文庫
“
平兵衛
(
へいべえ
)” の例文
旧字:
平兵衞
外から帰って来た
平兵衛
(
へいべえ
)
は、台所の方で何かやっていた妻を傍へ呼んだ。女は水で
濡
(
ぬ
)
れた手を
前掛
(
まえかけ
)
で拭き拭きあがって来た。
水面に浮んだ女
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
五月中旬から六月上旬へかけて、半蔵は峠村の
組頭
(
くみがしら
)
平兵衛
(
へいべえ
)
を供に連れ、名古屋より
伊勢
(
いせ
)
、京都への旅に出た。
夜明け前:03 第二部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
浜子の父
平兵衛
(
へいべえ
)
が、長い間支配人として、どんなに店を富ませたか知れないので、
莫大
(
ばくだい
)
もない慰労金が分けられることになったまま、父親が死に、主家の主人が二代つづいて死んだので
朱絃舎浜子
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
「
平兵衛
(
へいべえ
)
、これよ、平兵衛、火を持て」
つづれ烏羽玉
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
馬籠から供をして来た峠村の
組頭
(
くみがしら
)
、先代平助の跡継ぎにあたる
平兵衛
(
へいべえ
)
がそこに彼を待ち受けていた。
夜明け前:03 第二部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
平
常用漢字
小3
部首:⼲
5画
兵
常用漢字
小4
部首:⼋
7画
衛
常用漢字
小5
部首:⾏
16画
“平兵”で始まる語句
平兵衞