“幡旗(ばんき)” の例文
沔陽(べんよう)(陝西省・漢中の西方)に式殿と九重の壇をきずいて、五色の幡旗(ばんき)をつらね、群臣参列のうえ、即位の典は挙げられた。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
またその辺りから一帯の街道、平野、部落へかけて、麾下(きか)諸侯の幡旗(ばんき)や、各隊のつわものの指物(さしもの)が、霞むばかり蝟集(いしゅう)して、宛然(えんぜん)、戦捷式(せんしょうしき)かのごとき盛観を呈した。
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)