常暗とこやみ)” の例文
私の前には餓死がしと労働の二つの途があって私はただ常暗とこやみの国に行くために、その途の一つをたどらなければならないのだ。
駅夫日記 (新字新仮名) / 白柳秀湖(著)
轟動どよめき、たえず常暗とこやみの空をめぐりてさながら旋風吹起る時の砂のごとし 二八—三〇
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)