帰去来ききょらい)” の例文
が、さくの非を悔い今のを悟っている上から云えば、予も亦同じ帰去来ききょらいの人である。春風は既に予が草堂ののきを吹いた。これから予も軽燕と共に、そろそろ征途せいとへ上ろうと思っている。
艸木虫魚 (新字新仮名) / 薄田泣菫(著)
わたくしが人より教えられざるに、はやく学生のころから『帰去来ききょらい』を誦し、また『楚辞』をよまむことをこいねがったのは、明治時代の裏面を流れていた或思潮の為すところであろう。栗本鋤雲くりもとじょうん
西瓜 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
「それから帰去来ききょらいってのがございましょう?」
ガラマサどん (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
○赤石君文晁ぶんちょう帰去来ききょらいの事。(懇請、頓首とんしゅ
ガラマサどん (新字新仮名) / 佐々木邦(著)