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市坊
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しぼう
ふりがな文庫
“
市坊
(
しぼう
)” の例文
市坊
(
しぼう
)
の裏や場末には、今なお、あちこちに、
穴居
(
けっきょ
)
の民からいくらも進んでいない貧しい部落と
未開土
(
みかいど
)
を、まだらに
抱
(
かか
)
えていることがわかる。
新・平家物語:02 ちげぐさの巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
城下の
市坊
(
しぼう
)
は、
碁盤目
(
ごばんめ
)
になっていた。
須賀口
(
すがぐち
)
から五条川の通りはわけて賑わって、幾組も踊りの輪が踊りながら歩いていた。
新書太閤記:02 第二分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
市坊
(
しぼう
)
の旅館に、旅装をといて、あらかじめ、使いをもって、右大臣家の内意をうかがい、衣装、髪かたち、供人などが
担
(
にの
)
うて来た土産の品々まで、美しく飾りたてて
平の将門
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
市
常用漢字
小2
部首:⼱
5画
坊
常用漢字
中学
部首:⼟
7画
“市”で始まる語句
市
市井
市街
市中
市場
市女笠
市人
市俄古
市松
市日