“嶺々”の読み方と例文

読み方	割合
みねみね	100.0%

みねみね

甲府を見れば、東に蜿蜒（えんえん）として走る大道——いわゆる甲州街道、門柱としての笹子、大菩薩の嶺々（みねみね）を見ないわけにはゆきますまい——

大菩薩峠：29 年魚市の巻 (新字新仮名) ／ 中里介山(著)

民（たみ）作業（なりはひ）をたのしむあまりに、春は花の下（もと）に息（やすら）ひ、秋は^三錦の林を尋（たづ）ね、^四しらぬ火の^五筑紫路（つくしぢ）もしらではと^六械（かぢ）まくらする人の、富士^七筑波の嶺々（みねみね）を心にしむるぞそぞろなるかな。

雨月物語：02 現代語訳　雨月物語 (新字新仮名) ／ 上田秋成(著)

嶺	漢検準1級 部首:⼭ 17画
々	3画