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島裏
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しまうら
ふりがな文庫
“
島裏
(
しまうら
)” の例文
マザロというイタリーの人が代表で、
島裏
(
しまうら
)
から出てきて、ここはわれわれどもの土地だから、すぐ出て行ってくれという掛合いです。
ボニン島物語
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
島裏
(
しまうら
)
に行ってみると、
国方
(
くにかた
)
で、藤九郎(阿呆鳥)といっている、
掛目
(
かけめ
)
三貫匁もあるような大きな海鳥が、何百、何千となく岩磐の上に群居して騒がしく鳴きたてている。
藤九郎の島
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
それでみなが寄りあい、腹を割って相談した結果、
島裏
(
しまうら
)
の潮の流れが通っているところには、かならず魚が寄っているはずだから、日向組の
艀
(
はしけ
)
で島裏へ行き、魚をとって
食代
(
くいしろ
)
をふやすことになった。
藤九郎の島
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
島
常用漢字
小3
部首:⼭
10画
裏
常用漢字
小6
部首:⾐
13画
“島”で始まる語句
島
島田髷
島田
島嶼
島原
島々
島前
島影
島後
島人