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岳廟
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がくびょう
ふりがな文庫
“
岳廟
(
がくびょう
)” の例文
聞いてみれば、
泰安州
(
たいあんしゅう
)
の
岳廟
(
がくびょう
)
で五岳楼が
重修
(
ちょうしゅう
)
され、それを機に、金持の有志の手で一基の石碑が建てられるというはなし。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ここで戴院長が身なりを変えて、
泰安州
(
たいあんしゅう
)
の
岳廟
(
がくびょう
)
に住む山伏と化け、済州の町へ行って蕭譲と印刻師の二名人を連れ出すのだ。さきは職人
気質
(
かたぎ
)
、説き次第で造作はあるまい。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
翠屏山
(
すいへいざん
)
は、薊州東門のそと、郊外二十里のところ。全山は墓地であり、
丈
(
たけ
)
なす草、
樺
(
かば
)
、
白楊
(
はくよう
)
の茂み、道は
磊々
(
らいらい
)
の石コロで、途中には寺も庵もなく、ただ山上に荒れ朽ちた
岳廟
(
がくびょう
)
があると聞くばかり……。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
岳
常用漢字
中学
部首:⼭
8画
廟
漢検準1級
部首:⼴
15画
“岳”で始まる語句
岳
岳父
岳樺
岳飛
岳麓
岳南
岳州
岳辺
岳楼
岳父御