“山瀬”の読み方と例文
読み方割合
やませ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
言海に「山瀬やませ〔山の背ヨリ吹ケバイフ〕東風コチの異名。(津軽)」とある。これが何日か吹くとそのあと必ず大暴風雨が来る。
津軽地方特有の俚諺 (新字旧仮名) / 福士幸次郎(著)
ことに、ここには野呂川のろがわがあり、そこへ落ちる山瀬やませの水もありますことゆえ、水理すいり検討けんとうしてゆきましても、それくらいなことは、さぐりあたらぬはずはございません
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)