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属官
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ぞっかん
ふりがな文庫
“
属官
(
ぞっかん
)” の例文
この事件に関する野口君と僕の交渉は僕が九州で某県庁の
属官
(
ぞっかん
)
を勤めていた頃から始まる。野口君は裏日本の某中学校教諭を拝命して、三年ばかりたっていた。
首切り問答
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
一人は何処だったか
記憶
(
おぼえ
)
がないが、何でも何処かの地方で
代言
(
だいげん
)
をして、芸者を女房にして贅沢な生活をしていて、今一人は内務省の
属官
(
ぞっかん
)
でこそあれ、
好
(
い
)
い処を勤めている証拠には
平凡
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
内證
(
ないしょう
)
で
金貸
(
かねかし
)
をもして居る
属官
(
ぞっかん
)
である。
狐
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
一流の大会社だから、社長と平社員の間は大臣と
属官
(
ぞっかん
)
のようなもので、直接の交渉がない。僕は初めて遙かに社長の風貌を望み見て、感じた通りを口に出した。
冠婚葬祭博士
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
「はあ、
属官
(
ぞっかん
)
です」
負けない男
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
“属官”の意味
《名詞》
官庁に所属する官僚。
旧制の官制で官庁の判任官の文官。
(出典:Wiktionary)
属
常用漢字
小5
部首:⼫
12画
官
常用漢字
小4
部首:⼧
8画
“属”で始まる語句
属
属目
属饜
属吏
属性
属望
属輩
属僚
属員
属国