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屑鉄
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くずてつ
ふりがな文庫
“
屑鉄
(
くずてつ
)” の例文
この夫婦は相沢七三雄という、
屑鉄
(
くずてつ
)
専門の廃品回収業者の二階に住んでいた。相沢家は夫婦のあいだに七人の子があり、長男が十一で末っ子が二歳。
季節のない街
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
鐘
(
かね
)
には
吉彦
(
よしひこ
)
さんがひとりついて、
町
(
まち
)
の
国民学校
(
こくみんがっこう
)
の
校庭
(
こうてい
)
までゆくことになっていた。そこには、
近
(
ちか
)
くの
村々
(
むらむら
)
からあつめられた
屑鉄
(
くずてつ
)
の
山
(
やま
)
があるということだった。
ごんごろ鐘
(新字新仮名)
/
新美南吉
(著)
その一人に大阪弁でたえずまくし立てている中年の男がいて、話の様子からすると
屑鉄
(
くずてつ
)
の商人だった。上海の在留邦人なのではなく、上海行きは俺と同じく初めてなのだ。
いやな感じ
(新字新仮名)
/
高見順
(著)
屑
漢検準1級
部首:⼫
10画
鉄
常用漢字
小3
部首:⾦
13画
“屑”で始まる語句
屑
屑屋
屑籠
屑物
屑拾
屑々
屑買
屑竹
屑金
屑米