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居昵
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いなじ
ふりがな文庫
“
居昵
(
いなじ
)” の例文
晩飯の
餉台
(
ちゃぶだい
)
の側で、静子を
揶揄
(
からか
)
いながら、賑やかな笑い声を立てていたが、気の引けるお今は長く
居昵
(
いなじ
)
んだ、そこへ顔を出すさえきまりが悪そうであった。
爛
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
ここに
居昵
(
いなじ
)
むにつれて、近ごろめっきりお増の生活の豊かになったことが、適切に解って来た。
爛
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
笹村はそうした小石川の奥の方を一わたり見て歩いたが、友人の家を出て、普通の貸家へ移る時の生活の不安を考えると、やはり
居昵
(
いなじ
)
んだ場所を離れたくないような気もしていた。
黴
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
居
常用漢字
小5
部首:⼫
8画
昵
漢検1級
部首:⽇
9画
“居”で始まる語句
居
居候
居睡
居所
居士
居間
居室
居眠
居合
居堪