“少彦名神”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
すくなひこなのかみ33.3%
すくなひこのみこと33.3%
すくなびこなのかみ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
少彦名神すくなひこなのかみが国土経営の功を終えて、あの世界におもむいて永く止住しじゅうなされたことは、「神功紀」の寿宴じゅえんの御歌にも見えて、よほど素尊の根堅洲国ねのかたすくにと近く、つは人界との往来も考えられるが
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
日本に於ても既に素盞嗚尊すさのをのみことの時に酒があり、少彦名神すくなひこのみことは造酒の神なりと言はれ、支那に於ても酒をもつて薬物のはじめとした。
毒と迷信 (新字旧仮名) / 小酒井不木(著)
常陸に現れた大己貴おおなむち少彦名神すくなびこなのかみが、『延喜式』に薬師菩薩神社と登録せられてあるのも、本地垂迹説によって薬師如来に習合せられたのではなくして、この神
俗法師考 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)