日本に於ても既に素盞嗚尊すさのをのみことの時に酒があり、少彦名神すくなひこのみことは造酒の神なりと言はれ、支那に於ても酒をもつて薬物のはじめとした。
毒と迷信 (新字旧仮名) / 小酒井不木(著)