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小烏
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こがらす
ふりがな文庫
“
小烏
(
こがらす
)” の例文
晩のお
菜
(
かず
)
に、煮たわ、喰ったわ、その数三万三千三百さるほどに
爺
(
じい
)
の因果が孫に
報
(
むく
)
って、
渾名
(
あだな
)
を
小烏
(
こがらす
)
の三之助、数え年十三の大柄な
童
(
わっぱ
)
でござる。
海異記
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
武里は維盛にいわれた通り、
唐革
(
からかわ
)
の
鎧
(
よろい
)
、
小烏
(
こがらす
)
の
太刀
(
たち
)
の事まで話すのであった。資盛は袖を顔に押し当てると
現代語訳 平家物語:10 第十巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
維盛は、すぐにそれが家の宝刀といわれる
小烏
(
こがらす
)
という太刀であることを知って、内心喜びを押え切れず、膝を乗りだして押しいただくと、さっと袋から取出した。
現代語訳 平家物語:03 第三巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
尚
唐革
(
からかわ
)
という
鎧
(
よろい
)
、
小烏
(
こがらす
)
という
太刀
(
たち
)
、祖先貞盛公より、この維盛まで九代、代々
嫡流
(
ちゃくりゅう
)
に伝わる家宝につき、もし御運も開け、都に還る事もあれば、六代にお渡し下さい、とそのように伝えて呉れ
現代語訳 平家物語:10 第十巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
小
常用漢字
小1
部首:⼩
3画
烏
漢検準1級
部首:⽕
10画
“小烏”で始まる語句
小烏瀬
小烏瀬川
小烏丸
小烏谷
小烏風呂助