“小烏瀬”の読み方と例文
読み方割合
こがらせ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
七二 栃内村の字琴畑ことばたは深山の沢にあり、家の数は五軒ばかり、小烏瀬こがらせ川の支流の水上なり。これより栃内の民居まで二里を隔つ。琴畑の入口に塚あり。塚の上には木の座像あり。
遠野物語 (新字旧仮名) / 柳田国男(著)
七二 栃内とちない村の字琴畑ことばたは深山の沢にあり。家の数は五軒ばかり、小烏瀬こがらせ川の支流の水上みなかみなり。これより栃内の民居まで二里をへだつ。琴畑の入口に塚あり。塚の上には木の座像ざぞうあり。
遠野物語 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
この村と小烏瀬こがらせ川を隔てたる字下栃内しもとちないに普請ありて、地固めの堂突どづきをなす所へ、夕方に政の父ひとり来たりて人々に挨拶し、おれも堂突をなすべしとて暫時仲間に入りて仕事をなし
遠野物語 (新字旧仮名) / 柳田国男(著)