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小気
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こき
ふりがな文庫
“
小気
(
こき
)” の例文
旧字:
小氣
すると幕下のひとりに、
小気
(
こき
)
のきいた奴があって、その湯にはいっている家康公に傘をさしかけながら、背中を流した。
丹下左膳:02 こけ猿の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
「はい。」
頬
(
ほゝ
)
の
円
(
まる
)
い英太郎と違つて、これは
面長
(
おもなが
)
な少年であるが、同じやうに
小気
(
こき
)
が
利
(
き
)
いてゐて、
臆
(
おく
)
する
気色
(
けしき
)
は無い。
大塩平八郎
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
いつの間にやら、新三郎の後ろ、平次の横手に立っていたのは、二十七八の
小気
(
こき
)
のきいた渡り
仲間
(
ちゅうげん
)
風の男です。
銭形平次捕物控:076 竹光の殺人
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
19は三週間のあいだ私達が「ほんとに
彼男
(
あれ
)
だけは私たちが掘り出した
宝石
(
ジュエル
)
です」と言い得る、
身綺麗
(
みぎれい
)
で
小気
(
こき
)
の利いた“My Good Man”となることであろう。
踊る地平線:09 Mrs.7 and Mr.23
(新字新仮名)
/
谷譲次
(著)
小
常用漢字
小1
部首:⼩
3画
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
“小気”で始まる語句
小気味
小気狂
小気味好
小気味宜
小気味悪