射取うちと)” の例文
それと知るや与兵衛は、腰に結んで居た細引で、射取うちとつた猿をしかと縛つて川岸の方へ引摺り下しました。
山さち川さち (新字旧仮名) / 沖野岩三郎(著)
それから気を落つけて射取うちとつた大猿をく能く見ますと、大猿の懐には可愛い/\小い猿の赤ちやんがピツタリと頭を母猿の乳頸ちくびの所に押付けて四つの手で、しかと母の腹にシガミついて居るのでした。
山さち川さち (新字旧仮名) / 沖野岩三郎(著)