寿松じゅしょう)” の例文
允成の妻ぬいは、文政七年七月朔に剃髪して寿松じゅしょうといい、十二年六月十四日に五十五歳で亡くなった。夫にさきだつこと八年である。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
抽斎の母ぬいは、子婦よめを迎えてから半年立って、文政七年七月朔に剃髪して寿松じゅしょうと称した。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)