“富国”の読み方と例文
読み方割合
ふこく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今日こんにちの隅田川は巴里パリーに於けるセーヌ河の如き美麗なる感情を催さしめず、また紐育ニユーヨークのホドソン、倫敦ロンドンのテヱムスに対するが如く偉大なる富国ふこくの壮観をも想像させない。
水 附渡船 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
今日の隅田川は巴里パリーにおけるセーヌ河の如き美麗なる感情を催さしめず、また紐育ニューヨークのホドソン、倫敦ロンドンのテエムスに対するが如く偉大なる富国ふこくの壮観をも想像させない。