“寄波”の読み方と例文
読み方割合
よせなみ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
寄波よせなみの帯は海面よりかなり低いので、その海面は今では高く黒い山の背のようになって私どもの上にそびえていたのですから。
ずっと前の方から間断なく雷のように轟いている寄波よせなみの音が聞えたばかりではなく、樹の葉のざあざあ鳴る音や大枝の擦れ合う音までが聞えて来たので
寄波よせなみを、潮ざゐを。また夕ぐれを知るなり。