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よせなみ
ふりがな文庫
“よせなみ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
寄波
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
寄波
(逆引き)
寄波
(
よせなみ
)
の帯は海面よりかなり低いので、その海面は今では高く黒い山の背のようになって私どもの上にそびえていたのですから。
メールストロムの旋渦
(新字新仮名)
/
エドガー・アラン・ポー
(著)
ずっと前の方から間断なく雷のように轟いている
寄波
(
よせなみ
)
の音が聞えたばかりではなく、樹の葉のざあざあ鳴る音や大枝の擦れ合う音までが聞えて来たので
宝島:02 宝島
(新字新仮名)
/
ロバート・ルイス・スティーブンソン
(著)
寄波
(
よせなみ
)
を、潮ざゐを。また夕ぐれを知るなり。
醉ひどれ船
(旧字旧仮名)
/
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー
(著)
その絶壁の
陰鬱
(
いんうつ
)
な感じは、永遠に
咆哮
(
ほうこう
)
し号叫しながら、それにぶつかって白いもの
凄
(
すご
)
い波頭を高くあげている
寄波
(
よせなみ
)
のために、いっそう強くされているばかりであった。
メールストロムの旋渦
(新字新仮名)
/
エドガー・アラン・ポー
(著)
嶮
(
けわ
)
しい磯に白波を立てて轟きわたっているのが見えも聞えもする
寄波
(
よせなみ
)
など、そういう島の光景のためであったろうが、——とにかく、太陽は
赫々
(
あかあか
)
と焼くが
如
(
ごと
)
くに輝いていたし
宝島:02 宝島
(新字新仮名)
/
ロバート・ルイス・スティーブンソン
(著)
船はいま、渦巻のまわりにはいつもあるあの
寄波
(
よせなみ
)
の帯のなかにいるのです。
メールストロムの旋渦
(新字新仮名)
/
エドガー・アラン・ポー
(著)
よせなみ(寄波)の例文をもっと
(3作品)
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“よせなみ”の意味
《名詞》
よせなみ【寄せ波】
打ち寄せる波。
(出典:Wiktionary)