“寄居”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
よりい83.3%
やどりい16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その代りか、もしくは前からもあったか、関東などでは寄居よりいといい根小屋ねごやと言い箕輪みのわというのが、ともに城下の民のことであった。
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
中仙道熊谷より荒川に沿い寄居よりいを経て矢那瀬に至るの路を中仙道通りと呼び、この路と川越通りを昔時むかしは秩父へ入るの大路としたりと見ゆ。
知々夫紀行 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
……我また彼らとわが契約をたて彼らが旅して寄居やどりいたる国カナンの地を彼らに与う。我またエジプト人が奴隷となせるイスラエルの子孫の呻吟しんぎんを聞きかつわが契約を憶いず。