“家達”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いえさと50.0%
いへさと50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
明治の末から大正にかけて、殿様生活の生き残りといえば、芸州広島四十二万石の浅野長勲ながこと公と、いわゆる十六代様、徳川家達いえさと公がいた。
胡堂百話 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
徳川家達いえさと、野口小蘋しょうひんとなると、ラジオのクイズ番組でも、歴史上の人物という分類にはいるかも知れない。
胡堂百話 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
ある秋、徳川家達いへさと公が夫人と一緒に関西旅行をしてゐた時の事、某新聞の婦人記者が、汽車訪問に神戸駅から同じ客車に乗込んだ。
コスチウスコオが、貧乏人さへ見れば施しを呉れてやつたのは、別段賞める程でもないが、馬が徳川家達いへさと公と一緒に、貧民救助が好きだつたのは偉いと言はなければならぬ。