家内中かないぢゆう)” の例文
附いてる里親の愛に溺れ易いのを制するめに看護婦を迎へたりして其児そのこ家内中かないぢゆうが大騒ぎをして居る中へ、四歳よつになる三男のりんが又突然発𤍠した。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
家内中かないぢゆう女子供をんなこどもはもう十日前にことごと退かせてある。
大塩平八郎 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
家内中かないぢゆう平和
おさんだいしよさま (新字旧仮名) / 野口雨情(著)