“家付”の読み方と例文
読み方割合
いえつき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
太閤様のころには、民衆からひとりでに歌が湧いてきたが、大御所の世間になってからは、徳川家付いえつきの作者が作ったような歌が民衆へ提供されて来た。
宮本武蔵:04 火の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
今は本家の手前争う事もならず、まして自分は養子の身の上家付いえつきの娘にさからう事もかなわねば言わるるままに身支度みじたくして明日はいよいよ東京へ出発する事となれり。
食道楽:春の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)