宮処みやこ)” の例文
また、「見れど飽かぬかも」という結句も、人麿の、「珠水激いはばしる滝の宮処みやこは、見れど飽かぬかも」(巻一・三六)のほか、万葉には可なりある。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
あきのみ草苅くさか宿やどれりし兎道うぢ宮処みやこ仮廬かりいほおもほゆ 〔巻一・七〕 額田王
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)