“客船”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
メイルボート66.7%
メイル33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それも一口に地獄と云っただけじゃ局外者(しろうと)にはわからないだろう。普通の客船(メイルボート)は別であるが、外国通いの気の利いた荷物船(カーゴボート)になればなるほど、荷物をウンと詰め込まれる。
難船小僧 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
一等運転手は若いハイカラなヤンキー、客船(メイルボート)出身だけに淡水と、襟(カラ)と、ワイシャツの最大浪費者だと聞いた。二等運転手は猶太(ジュー)系の鷲鼻(わしばな)を持った小男で、人種はよくわからない。
幽霊と推進機 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
七千噸ばかりの客船(メイル)だったが、コイツが航路(コース)を切り変えて、一かバチかの欧羅巴(ヨーロッパ)行きを思い立ったもんだが、今のエムデンを怖がって行くものがないというので、とりあえず僕が器械の方を引受けて
焦点を合せる (新字新仮名) / 夢野久作(著)