宝庫たからぐら)” の例文
旧字:寶庫
と云いますと、もうその宝庫たからぐらの中の宝箱の中の鉄砲のところへ来てしまいましたから、リイはその鉄砲を肩にかつぎました。
奇妙な遠眼鏡 (新字新仮名) / 夢野久作香倶土三鳥(著)
宝庫たからぐらを一ぱいにいたして上げます。9320
その宝庫たからぐらには強そうな兵隊がチャンと番をしておりまして、そのくらの奥にある大きな鉄の宝箱の中に立派な鉄砲が一梃ちゃんと立てかけてありました。
奇妙な遠眼鏡 (新字新仮名) / 夢野久作香倶土三鳥(著)
両方の家来は宝庫たからぐらの中の宝の箱を開いて見ますと、どちらも宝物が無くなっていますので、肝を潰して
奇妙な遠眼鏡 (新字新仮名) / 夢野久作香倶土三鳥(著)