定観じょうかん)” の例文
葛城かつらぎ山脈を南へ越えてゆかれたものと想像され、紀州へ入ってからは、土地ところの宮方、三輪みわ西阿せいあ、真木定観じょうかん、貴志、湯浅党などが、前後を厚くおかこみして、山上の蔵王堂ざおうどうへと、一時
私本太平記:13 黒白帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)