宏壮おほき)” の例文
旧字:宏壯
丁度午後の日を真面まともにうけて、宏壮おほきな白壁は燃える火のやうに見える。建物幾棟いくむねかあつて、長いへいは其周囲まはりいかめしく取繞とりかこんだ。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)